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【月と天王星】月のアスペクトを読む⑦【月の欠損対応】

もくじ

月のアスペクトのうち、今回は「月と天王星」について見ていきます。

多くの占星術家の方の本やブログをもとに一般的な解釈をまとめたうえで、「月の欠損」をふまえて新しい解釈を考えてみました。

月と天王星のアスペクト

天王星は変革・独創性・天才性・独立心などを担います。

月と天王星のアスペクトは一般的に、感情(月)と独創性(天王星)が結びつき、変化を恐れず新しい体験をし、独立心や自由を求める傾向が強まるといわれています。

しかし、月の欠損をふまえると、月は天王星からエネルギーを奪うはたらきをします

不安や焦燥感によって、純粋な独創性やひらめきがくもり、表面的な奇抜さだけが目立ってただの変人にみられることもあるでしょう。

一方で、月光反転法を使うと、天王星にポジティブなエネルギーを与えることができます

月の反転星座を意識することで心が安定するため、あなただけの純粋な天才性が発揮できるようになるでしょう。

POINTここからは、当サイトが提案している「月光反転ホロスコープ」を使って説明します。初めてご覧いただく方はこちらをご覧ください🙏

月と天王星のコンジャンクション/合(0度)

一般的な解釈

月と天王星の合(コンジャンクション)は、感情(月)と独創性(天王星)が互いに強め合うアスペクトです。

このアスペクトを持つ人は、感情や日常生活が大きく天王星の影響を受けて、とても独創的で自由奔放に見られやすいです。常に新しい刺激や変化を求めます。

日常のルーティンや何かを制限されることに強い抵抗感があります。そのため、一般的な家庭生活や安定した人間関係を築くことが難しいかもしれません。

自由を重んじるあまり、束縛や制約を感じると感情的に爆発しやすく、突拍子もない行動に走ることが少なくありません。

情に流されることは少なく、自分から距離を取って人間関係を整理することもあります。

月の欠損をふまえた解釈

月と天王星のコンジャンクションは、月が天王星から独創性や天才性を奪いやすいアスペクトです。

不安な感情に引きずられて、純粋なひらめきが得られにくくなります。奇抜な行動や突発的な感情の波が起こりやすく、他人から単に変な人という印象を持たれることもあります。

ここで月光反転法を使い、月の反対星座を意識してみます。天王星は反転月とオポジションになります

独創性と安心感の対立になるので辛いですが、この葛藤を乗り越えることで才能が開花し、自由な発想や素晴らしいアイデアが生まれるでしょう。

月と天王星のオポジション(180度)

一般的な解釈

月と天王星のオポジションは、感情(月)と独創性(天王星)が対立し葛藤しやすい配置です。

このアスペクトを持つ人は、常に新たな刺激や変化を求め、現状に満足できないことが多いです。

そのため、安定した環境や平穏が得られにくいでしょう。自由を重んじるあまり、組織から孤立してしまうこともあります。

他人との関係においても距離を取りがちで、家庭内やパートナーなど、ずっと一緒にいると疲れてしまいトラブルが起こりやすいでしょう。

月の欠損をふまえた解釈

月と天王星のオポジションは、天王星が月から最も遠くにあるため、独創性や天才性が損なわれにくい配置です。

不安な感情に左右されることなく独創性が発揮されやすく、新しいアイディアや革新に取り組むときに有利なアスペクトです。

これは、月光反転法で月を180度反転させた時に、天王星と反転月がコンジャンクションになるからです。

反転月が天王星の力を高め、独自性や自由な発想力がより一層高まります。感情が安定し、革命的でクリエイティブな表現ができるようになります。何か提案したときにも他者からの理解や共感を得やすくなるでしょう。

月と天王星のスクエア(90度)

一般的な解釈

月と天王星のスクエアは、感情(月)と独創性(天王星)が葛藤しやすい配置です。

このアスペクトを持つ人は、家庭生活に安定を求めながらも、刺激や変化を求める気持ちが湧き上がり、矛盾した行動を取ってしまいがちです。

突発的に行動したり、突然大きな決断をすることがあり、周囲を驚かせることも。

家庭や伝統的な価値観に強い抵抗を感じ、自分が育った環境への反発心や、自由を求める気持ちをうまく昇華できないかもしれません。

月の欠損をふまえた解釈

月と天王星のスクエアは、欠損と独創性がぶつかり合うアスペクトです。

月が天王星の能力を邪魔するので、不安と焦りから突発的な行動や衝動的な決断が多くなります。

社会的な常識や規範に反発することで、予想外のトラブルが起こるかもしれません。

しかし、こうした失敗は月の欠損に気づくきっかけとなり、天王星の本質にアクセスするチャンスになります。

月光反転法で月の反転星座を意識しても、スクエアの関係はそのまま変わりません。

しかしこの葛藤と向き合うことで、真の独創性を発揮できる道が開けます。反転月を意識して心を安定させることで、自分のアイディアを磨くことができ、人生を好転させるような天才性が生まれるでしょう。

月と天王星のトライン(120度)

一般的な解釈

月と天王星のトラインは、感情(月)と独創性(天王星)がスムーズに連携しあうアスペクトです。

このアスペクトを持つ人は、独創的で自由な感性を持っています。変化に抵抗することなく、新しい経験や刺激を楽しむ傾向があります。

他人と違った視点で物事を捉えることができるので、独自のアイデアやアプローチで周囲を魅了することができるでしょう。

月の欠損をふまえた解釈

月と天王星のトラインは、欠損と独創性がスムーズに調和するアスペクトです。

新しいアイデアや計画をスムーズに進めることができますが、あまりにスムーズなので月の欠損に気がつきにくくなります。表面的には問題なく見えても詰めが甘く、アイデアの独創性が中途半端になりがちです。

月光反転法で月の反転星座を意識すると、反転月と天王星がセクスタイルの関係になります。

トラインよりもスムーズにはいかないかもしれませんが、少し意識することで独創性に磨きがかかります。感情が安定し、周囲からの支持もより得やすくなります。

月と天王星のセクスタイル(60度)

一般的な解釈

月と天王星のセクスタイルは、感情(月)と独創性(天王星)が補完的に作用し、お互いのエネルギーを引き立てあう関係です。

このアスペクトを持つ人は、変化に柔軟でありつつも穏やかな性格です。突拍子もない行動や反応があまりなく安定しているものの、新しいアイデアや変化に対しても前向きです。

人間関係においても適切な距離感を保ち、自由を尊重することができます。スムーズに対人関係を築くスキルがあるので、自然と人が集まってくるでしょう。

月の欠損をふまえた解釈

月と天王星のセクスタイルは、欠損と独創性が調和しやすいアスペクトです。

創造的な活動や独自のアイデアを表現できる機会にめぐまれやすいですが、月の欠損に気がつきにくいです。天王星の自由な発想力がいまひとつ十分に発揮されない可能性もあります。

ここで月光反転法を使うと、反転月と天王星はトラインの関係になります。

セクスタイルに比べ、わずかな努力で独自の才能やアイデアがスムーズに形になり、安定して成果を上げ続けることができるでしょう。

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みど

マドモアゼル・愛先生の月理論にもとづき「月の欠損」と「月光反転法」を中心に研究記事やサービスをお届けしています。

特に、月光反転法をホロスコープに表した▶︎「月光反転ホロスコープ」作成サービスを独自開発。

経歴

お茶大卒 > 企画職 > プログラマー > 占星術に沼る > 占星術研究家&フリーター


占星術が面白すぎて道を踏み外したかもしれません(笑)。1人でも多くの方が本当の自分を生きるお手伝いができればと思います!

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