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【月と木星】月のアスペクトを読む⑤【月の欠損対応】

もくじ

月のアスペクトのうち、今回は「月と木星」について見ていきます。

多くの占星術家の方の本やブログをもとに一般的な解釈をまとめたうえで、「月の欠損」をふまえて新しい解釈を考えてみました。

月と木星のアスペクト

木星は幸運・成長・成功・拡大・寛大さ・楽観性・自由などを表します。

月と木星がアスペクトを形成すると、感情的に安定し、周囲に対して寛大であり、社会的な幸運や支援を受けやすくなります。

月と木星のアスペクトは一般的に、感情(月)と発展性(木星)が結びつき、ものごとを拡大させることで成功に導く力が強くなるとされています。

しかし、月の欠損をふまえると、月は木星からエネルギーを奪うはたらきをします

楽観的な見方が裏目に出たり、実際の行動が理想に見合わないことがあります。成功の兆しがあったとしても、内面の成長や充足感を伴わない表面的なものにとどまりがちです。

一方で、月光反転法を使うと、木星にポジティブなエネルギーを与えることができます

月の反転星座を意識することで心が満たされ、精神面でのびのびと成長することができ、発展や成功につなげることができます。

POINTここからは、当サイトが提案している「月光反転ホロスコープ」を使って説明します。初めてご覧いただく方はこちらをご覧ください🙏

月と木星のコンジャンクション/合(0度)

一般的な解釈

月と木星の合(コンジャンクション)は、感情(月)と発展性(木星)が相乗効果を生み出すアスペクトです。

このアスペクトを持つ人は、感情豊かで人生をポジティブに捉える傾向にあります。

周囲を明るくし、他人を助けることに自然な喜びを感じます。親切で寛大であるため、他人から信頼されやすく頼られることが多いです。

社会的な交流が広がりやすく、人脈を通じてたくさんのチャンスを得られるでしょう。

しかし、過剰に尽くしすぎることがあるため、自己犠牲的にならないようバランスには気をつけたいものです。

月の欠損をふまえた解釈

月と木星のコンジャンクションは、月が木星から発展性を奪いやすい配置です。

期待していたのに実際は大した成果が出ないといったことが起こりえます。

周囲から「成功しそうな人物」と見られることが多くても、本心では自己評価が低く、成功の重圧に押しつぶされることがあるかもしれません。

不安定な感情がベースにある場合、楽観的になりすぎてリスクを軽視しやすいこともあります。

ここで月光反転法を使い、月の反対星座を意識してみます。木星は反転月とオポジションの関係になります。

この対立関係は厳しいですが、発展性と感情のバランスを取る努力を重ねることで、内面が成長し充足感が得られます。この意識転換によって、理想が現実になり、大きな成功や発展をもたらすでしょう。

月と木星のオポジション(180度)

一般的な解釈

月と木星のオポジションは、感情(月)と発展性(木星)が対立し葛藤しやすい配置です。

このアスペクトを持つ人は、気持ちが大きくなりすぎて浪費が多く、楽観視することによって失敗しやすいです。

自分がやるべきでないことまで引き受けたり、無理に大判振る舞いをしてしまうことがあります。

不誠実な友達のために損失を被りやすく、投機にも期待できません。海外旅行や海外での生活でも問題が生じやすいです。

月の欠損をふまえた解釈

月と木星のオポジションは、木星が月から最も遠くにあるため、発展性が損なわれにくいアスペクトです。

月にとらわれていれば、不安な感情が成長をさまたげ、充足感が得られずに虚しさを感じることがあるかもしれません。

しかし、月光反転法によって月の反対星座を意識すれば、木星と反転月はコンジャンクションになります

反転月が木星の力をサポートし、内面を成長させ拡大力をさらに後押しします。成功への道をよりスムーズに進めることができるでしょう。

内面的な充足感を得ることで、外部からの成功も自然と引き寄せられます。

月と木星のスクエア(90度)

一般的な解釈

月と木星のスクエアは、感情(月)と発展性(木星)との折り合いが悪いアスペクトです。

このアスペクトを持つ人は、思いつきの行動が多く、計画性が欠けることがあります。

食欲や物欲をコントロールできず、あと先を考えず自分の欲求のままに行動しがちです。

自由を求めるあまり責任を回避しがちで、長期的に何かを成功させることが難しいかもしれません。

月の欠損をふまえた解釈

月と木星のスクエアは、欠損と発展性がぶつかり合うアスペクトです。

月が木星の能力を邪魔するので、過度な楽観性や、物事を軽視する態度が目立ちます。例えば、何かに挑戦するときに、無理に感情をポジティブに保とうとするあまり、問題を直視できずに失敗することがあるかもしれません。

感情的な不安定さが、成功への道の障害になりやすいアスペクトです。

しかし、こうした失敗は月の欠損に気づくきっかけとなり、本当の意味での自己成長につなげるチャンスとなります。

月光反転法で月の反転星座を意識しても、木星とのスクエア変わりません。しかし、反転星座の視点からアプローチすることで、内面の成長を促し、木星の発展力を引き出すことができます。

スクエアの葛藤を乗り越えるなかで大きく成長し、ついには大きな成功を掴むことになるでしょう。

月と木星のトライン(120度)

一般的な解釈

月と木星のトラインは、感情(月)と発展性(木星)がスムーズに連携しあうアスペクトです。

このアスペクトを持つ人は、人間関係で信頼を得やすく、社会的に安定した成功を収めることができます。

自己成長を大切にしながら自由な発想で成長しつづけるため、周囲から援助を受けやすく困難な状況にも柔軟に対応できます。

一方で、難しい問題を避けがちな傾向もあるため注意が必要です。

月の欠損をふまえた解釈

月と木星のトラインは、欠損と発展性がスムーズに調和するアスペクトです。

何でも出だしから順調に進みやすく、大きく失敗することは少ないですが、欠損に気がつきにくいのが難点。

表面的には成功しているように見えても、知らず知らずのうちに心の奥に不安がくすぶっていることもあります。それほど大きな成果が得られず、見かけ倒しに終わることもあります。

月光反転法で月の反転星座を意識すると、反転月と木星がセクスタイルになります。

異なる性質を持つ関係なので少し努力は必要ですが、反転月のポジティブなエネルギーによって、本質的な成功につなげることができるでしょう。

月と木星のセクスタイル(60度)

一般的な解釈

月と木星のセクスタイルは、感情(月)と発展性(木星)が引き立て合う関係です。

このアスペクトを持つ人は、他者との協力関係を築くのが得意で、様々な形で支援を受けることが多いです。

自分から積極的に他人を助けることで、人脈が広がり、運が開けていきます。

基本的には楽観主義に偏りすぎることなく、バランスを保ちながら成長していくことができますが、自分を過信してしまうこともあるため、慎重に物事を進めるようにしましょう。

月の欠損をふまえた解釈

月と木星のセクスタイルは、欠損と発展性が調和しやすいアスペクトです。

何でもそこそこ成功しやすいので欠損に気がつきにくいです。安心感を得たいがために、周囲の期待に応えようとして知らないうちにストレスをためてしまうかもしれません。

月光反転法を使うと、反転月と木星はトラインの関係になります。

感情的に安定し、木星のポジティブな面がより自然に発揮できます。内面の充足感を満たしつつ、安定的に成功することができるでしょう。

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マドモアゼル・愛先生の月理論にもとづき「月の欠損」と「月光反転法」を中心に研究記事やサービスをお届けしています。

特に、月光反転法をホロスコープに表した▶︎「月光反転ホロスコープ」作成サービスを独自開発。

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