- 月
【太陽と月が同じ星座】新月生まれの月の欠損はどうなる?陥りがちな失敗パターンと対処法も紹介!
もくじ
太陽と月が同じ星座の人=新月生まれ。
マドモアゼル愛先生の月の欠損理論を踏まえると、「欠損」と「本当の力」が同じということになり、どう解釈すればいいか混乱しますよね。
この記事では、新月生まれをどのように考え、これからの人生をどのように歩んでいけばいいか見ていきます。
マドモアゼル愛先生によると「新月生まれは浮き沈みが激しい人生」
まずは、月の欠損理論を提唱されたマドモアゼル愛先生の解説をご紹介します。新月生まれについて、愛先生は次のように語られています。
- 新月生まれの人は、月が太陽からエネルギーを奪いやすく、通常以上に月の働きが活発になる。
- 調子が良い時と悪い時の落差が激しく、その周期を数日・数ヶ月・数年単位で繰り返してしまう。
- 特に女性は受け身体質のため、月的な奪う生き方に同調し苦労しやすい。
- 失敗のパターンを繰り返すうちに、これまでいかに自分の大切なエネルギーをつまらないことに使い切ってきたかを思い知る。
- そして、エネルギーを奪う「月の生き方」から、自分が主体となり道を拓く「太陽の生き方」へシフトしていく。
- 新月生まれは大人物となる可能性がある。それは、太陽と月の関係を身をもって体感し、深く理解しないと辿り着けない境地に至るためである。
新月生まれが陥りがちな失敗パターン
ここからは、マドモアゼル愛先生の解説をもとに、新月生まれの生き方のヒントをお伝えしていきます。
愛先生によると、新月生まれの人は月の悪い影響を受けやすく、失敗パターンを繰り返しやすいとのこと。
この失敗パターンが起こるときの心の状態を振り返ってみてください。
失敗をするときは、おもに次のことが原因ではないでしょうか。
- 自分を過信してしまう
- 感情的になる
- 客観的判断ができなくなる
自分を過信してしまう
愛先生の解説でもあったように、新月生まれの人は「大人物となる可能性」があり、能力やバイタリティが高いことが多いです。
しかしそれゆえに、成功することへの思いが強くなりすぎて、大事なときや緊張する場面で
- 自分はこれだけ練習したんだから勝たないと!
- 自分は頑張ってきたんだから成果出して当たり前!
という自分への過度な期待をしてしまいがち。
この過度な期待は、自分の太陽から月がエネルギーを奪っている状態でもあり、自分への依存です。
そして、自分で自分に大きなプレッシャーを与えてしまうことで力を出し切ることができなかったり、想定もしない失敗をしたりします。
感情的になる
自分に対してプレッシャーを与えているとき、無意識では次のように感じているはずです。
- 失敗したらどうしよう…
- 怖いよ…
- 心配だよ…
このようなマイナスの感情を、意識の力で蓋をしています。
「そんな不安知らない。これだけ頑張ったから、自分はできないといけないんだ!」と。
しかし、感情・無意識の力は強く、いざという時に嘘はつけません。抑えつけた負の感情が暴走してしまいます。
客観的判断ができなくなる
負の感情が暴走すると、主観が強くなり、客観的で冷静な判断ができなくなります。
バイアスがかかり、あらゆる判断を誤ってしまって失敗します。
また、「こうでなければいけない」という思いが強くなると、「理想の自分」と「本当の自分」がかけ離れてしまいます。
そうすると、
- 自分の適性に合わないことを始めてみたり
- 合わない友達・恋人と一緒にいたり
- タイミングを誤ったり
といった、失敗パターンに自ら突っ込んでしまう可能性があります。
【原因】新月生まれは女性性の否定が強い!?
失敗パターンが起こる原因を、原理から考えてみます。
まず、当サイトでは月と太陽を次のように定義しています。
月 = 自分のなかの女性性 = 感じる(感覚・感情)
太陽 = 自分のなかの男性性 = 考える(思考・行動)
女性性・男性性は、その人の性別に関係なく誰もが持っているもので、私たちはこの女性性・男性性を連携させて生きています。
新月生まれの人は、この「女性性(感情)」を強く否定しているのではないかと思うのです。
つまり、「こうでなければならない」という男性性(思考)によって、「不安や心配」という女性性(感情)を抑えつけているのです。
ちなみに、生まれた時の太陽と月の関係は、両親の関係を表します。
太陽 = 父親
月 = 母親
新月生まれの場合は
両親の仲は良いけれど父親の価値観が家を支配している
と一般的には言われています。
太陽が月を隠す新月のように、父親によって母親の力が隠されているというイメージを持っています。父がいてこその母、もしくは父の下で母が立ててあげるという関係性です。
そのため、自分の人生においても太陽(男性性・思考)で月(女性性・感情)を抑えつけなければいけないという人生観になりがちです。
しかし本来、男性性と女性性には主従関係があり、女性性が「主人」となり男性性が「従う」のが自然なのです。
感情が「〇〇したい」「〇〇したくない」と主張することに対し、それを叶えるために思考や行動が後から付いていくイメージ。感情に行動を沿わせる形でないと、本当の意味で物事がうまく進むことはないのです。
なぜなら、感情を抑えれば抑えるほど苦しくなり、いざという時に誤魔化しがきかず溢れ出してしまうからです。
どんなに男性性的な思考で感情を抑えつけていても、感情が暴走したら止めることはできません。
日頃から、
- 本当はこうしたかった
- あれがやりたい
- 不安で仕方がない
などの感情を無視していませんか?
新月生まれの人は能力があるゆえに自分への期待が高まり、本当の自分の感情を大切にできていないかもしれません。それが失敗のパターンの根本的な原因だと思うのです。
【対策】新月生まれも月光反転法!プラスの感情を満たしましょう
では、自分の感情を大切にし、失敗パターンを止めるにはどうすれば良いのでしょうか?
それは「月光反転法」です。
POINT月光反転法とは、月のサインを180°反転させた正反対の性質を意識することで、月の力を太陽の光に変える方法。その性質はすでに身についている能力であり、意識すれば使うことができます。
月は感情であるとお伝えしましたが、実は感情には「マイナスの感情」と「プラスの感情」の2つがあります。
不安や心配はマイナスの感情であり、「月の欠損」が表すものです。
一方、ワクワクや喜びはプラスの感情であり、これが「月光反転法」です。
そのため、不安や心配といったマイナス感情が出たときは、まずその感情を無視せず受け止めます。その後、「月光反転法」でプラスの感情を刺激してあげます。
「〇〇したい」という欲求を感じることを自分に許し、その欲求を満たすために思考や行動を使っていくのです。
(詳しくは以下の記事に書いています👇)
まずは太陽および月の反対星座を意識し、正反対の星座のように振る舞ってください。
そうすれば、必ず足りないところや社会で受け入れられにくい尖った部分が出てきます。そこを補うように自分の太陽が自然と発動し、自分を助けてくれるのです。
新月生まれの場合はイメージしづらいですが、一旦太陽は忘れてしまって、月光反転にだけ集中して構いません。
ちなみに、新月生まれを図で表現すると以下のようになります。
通常のホロスコープ(左)では太陽と月が同じ星座にありますが、月光反転したホロスコープ(右)では、太陽の正反対に「●」を書いています。
この図を見ると、
新月生まれは「本来の自分(月の反転)」と「獲得すべき自分(太陽)」が最も遠く離れているので大変そうですが、
自分一人で正反対の性質を補い合えるとも言えるのです。
自分で自分を満たすことができており、これが本当の意味での自立ではないでしょうか。
【実践・12星座別】新月生まれの月光反転法をイメージしてみましょう
ここまでお伝えした通り、太陽と月が同じ星座であっても、まずは月光反転法を優先して使い、その後で太陽を使うようにするとスムーズです。
「〇〇したい」という反転星座の感情を満たすために、太陽の行動を使っていきます。
では具体的に、どのように感情と行動を連携していけば良いでしょうか?
それは12星座ごとに異なりますので、12星座別に感情と行動の関係を簡単にまとめました。以下の表を参考に、ご自身の生き方をイメージしてみてくださいね。
太陽星座・月星座 | 先に満たすべき感情 | 結果的に取る行動 |
---|---|---|
牡羊座 | エレガントでいたい、 | 自分の立場を守る、 |
牡牛座 | 真実をはっきりと言いたい、 | 言い方は柔らかくする、 |
双子座 | 正義を重んじたい、 | 本当に伝えたいことのみを |
蟹座 | 人の上に立ち指揮を取りたい、 | 仕事の成果を家族や仲間に |
獅子座 | 理想の社会について語りたい、 | 自分のアイデアを押し通す、 |
乙女座 | 精神世界を探求したい、 | 見えない理想を現実にする、 |
天秤座 | 自分だけが独り占めしたい、 | 自己主張した後に相手の |
蠍座 | ぜいたく体験をしたい、 | 五感の体験を通して |
射手座 | 気楽に遊びまくりたい、 | 遊びや小さな学びから |
山羊座 | 家で家族とゆっくりしたい、 | 家族のために仕事を頑張る、 |
水瓶座 | 目立ちたい、 | 謙虚な話し方をする、 |
魚座 | 現実について考え語りたい、 | 優しく話す、 |
月星座反転ファッションのすすめ
月光反転法をイメージするには、ファッションから入るのもオススメです。
あなた本来の魅力が出るためとても似合いますし、開運にも繋がります。
まとめ:太陽と月が同じ星座の人は感情を大切にする
太陽と月が同じ星座の人=新月生まれの人が陥りやすい失敗パターンとその原因を解説しました。
新月生まれの人は、
- 自分を過信してしまう
- 感情的になる
- 客観的判断ができなくなる
といったパターンで失敗しやすく、その原因は感情を無視してしまいがちな点にあると思います。
新月生まれの人が失敗パターンを繰り返すことなく輝くには、まず自分の感情を大切にしなければなりません。
その突破口となるのは「月光反転法」です。まずは月の反転星座に関する欲求を意識し、その欲求を満たすように太陽星座の行動を使っていきましょう。
読みものカテゴリー
管理人
マドモアゼル・愛先生の月理論にもとづき「月の欠損」と「月光反転法」を中心に研究記事やサービスをお届けしています。
特に、月光反転法をホロスコープに表した▶︎「月光反転ホロスコープ」作成サービスを独自開発。
経歴
お茶大卒 > 企画職 > プログラマー > 占星術に沼る > 占星術研究家&フリーター
占星術が面白すぎて道を踏み外したかもしれません(笑)。1人でも多くの方が本当の自分を生きるお手伝いができればと思います!