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【月光反転と太陽の違い】月光反転法は女性性を目醒めさせ、太陽への道を拓く

もくじ

マドモアゼル愛先生の月理論によると、月は欠損であり、月の衝動が人生に悪影響をもたらします。

そして、月の衝動を感じたときは「月光反転法」を使うことで対処できます。

POINT月光反転法とは、月のサインを180°反転させた正反対の性質を意識することで、月の力を太陽の光に変える方法。その性質はすでに身についている能力であり、意識すれば使うことができます。

しかし、ここで疑問が湧く方もいらっしゃると思います。

  • 月光反転と太陽はほぼ同じなのか?(使いやすさが違うだけ?)
  • 太陽と月が別の天体として存在している理由はなんなのか?

そこで本記事では「月光反転法と太陽の違い」について考察してみます☺️

月光反転法と太陽の明らかな違い

結論として、月光反転法と太陽は以下の点で異なります。


月光反転法 = 欲求を感じる力、感覚でできる能力 = 喜ぶエネルギー
太陽 = 欲求を実現するために、考え行動する力 = 与えるエネルギー


つまり、月光反転法でまず心からの欲求を主張し、その欲求を叶える形で太陽が働き始めるという関係です。

その理由を、月と太陽の関係から説明していきますね。

月と太陽の関係
  • 月と太陽は、自分の中の女性性と男性性である
  • 月は感情であり、太陽は思考し行動することである
  • 月光反転法は月を満たすことであり、月を満たせば太陽が後から発動する
  • 月と太陽の主従関係は、主:月←従:太陽である
  • 月=女性性の解放がこれからの時代をつくる

月と太陽は自分の中の女性性と男性性である

まず、月と太陽の関係は次のようになっています。


月 = 自分のなかの女性性 = 感じる(感覚・感情)
太陽 = 自分のなかの男性性 = 考える(思考・行動)


POINT女性性・男性性は、実際の性別に関わらず誰もが両方持っています。

自分の中の女性性と男性性

また、どのような女性性・男性性を持っているかは、月・太陽のサイン(星座)によって決まります

サインの女性宮・男性宮は関係ありません。女性性が男っぽい人もいるし、男性性が女っぽい人もいるイメージです。

私たちは女性性と男性性の両方を使って生きており、このパートナーシップがうまくいかないと、イライラがたまり問題が起こります。これが月の衝動となって現れます。

月は感情であり、太陽は思考し行動することである

月と太陽それぞれの性質を詳しく見ていきましょう。

月と女性性

月が表す女性性は、自分のなかの「感情」「感覚」であり、二面性があります

月の二面性

片方は「メソメソ・不安・心配」というマイナス感情。

女性は子どもを育てなければならず、そのため不安や心配を感じやすい。女性の方が保守的になりがちなのはこのためかと思います。

そして、時期によって体調・メンタルに揺らぎがあり、妊娠・出産・育児などでいつ動けなくなるか分かりません。コンスタントに頑張り続けることができません。女性の方がヒステリーを起こしやすいのも納得です。

これは「月の欠損」が表すものと似ています。

一方で、女性性には「ワクワク・喜び・嬉しい」といったプラスの感情もあります。

それは感覚・感情をベースとした輝くエネルギーであり、「自分はこうしたい」「本当はこう思う」という、心から望んでいる強い欲求です。

そのとき、

  • こんなこといったらワガママかしら?
  • 尖りすぎてみんなに嫌われてしまうかも。。

といった恐怖もセットでついてきますが、

欲求が満たされたら、心から嬉しい、光り輝くエネルギーとなります。

これは「月光反転法」が表すものだと思います

そして月はマイナス面もプラス面も、7歳までに身につけた「感覚」ベースのものなので、私たちの努力には関係ありません。

反転星座のことが割と簡単に出来るのはそのためです。

このように、月は満ち欠けをする不安定なもので、良くも悪くも強い力を持つ、ある意味「凶器」のようなものでもあります。

太陽と男性性

太陽が表す男性性は、目的を達成するために考え行動する力です

太陽

女性性と違い、体調や感情による浮き沈みはなく、安定的に頑張ることができます。

ただ、男性性自体には喜びという感情はあまりありません。

あるとしたら、女性性が望んだことを実現してあげたことへの達成感・自己有用感です。いわゆる「与える喜び」です。

つまり男性性は与える能力であり、努力して身につけるものです。

これが「太陽の獲得」です。

月が扱いづらい「凶器」のようなものであれば、太陽は「凶器」を適切に扱う大人といったイメージです。

月光反転法は月を満たすことであり、月を満たせば太陽が後から発動する

ここまで見てきた通り、月には二面性があります。


月の欠損 = 不安・心配・苦手
月の反転 = ワクワク・喜び


この両方の感情を満たしてあげないと、イライラがたまってトラブルを起こします。

そのためにはまず、月の欠損からくる不安を無視しないで、優しく肯定してあげる。

できないことはできないし、やりたくないことはやらない。誰かに助けてほしいとお願いしてみる。

そのうえで、自分のワクワクすること、本当の能力を発揮し、自分が感じたことを抑え込まず表現してあげる。

これは自分の月を満たすことになります。

月の欠けた部分を補い、まんまる満月にしてあげます。

地球照
地球照という現象。欠けた部分を補うことでまんまるになる

しかし月の感情は良くも悪くも強いので、周囲とトラブルを起こす可能性もあります。そこを上手にコントロールするために、太陽という思考や行動を使うのです。

つまり、月光反転によって自分の「こうしたい!」という希望のエネルギーを発し、それを助けるという形で太陽が後から付いてくるのです。

普段は見えない(反転星座)に光を当てるために太陽が頑張る

これは自分で自分を満たすことであり、自分の中のパートナーシップなのです。実際のパートナーの有無は関係ありません。

月と太陽の主従関係は主:月←従:太陽である

「太陽の獲得」が人生の目的ではあるのですが、特に女性はいきなり太陽を掴みに行くとしんどいのではないでしょうか。

しんどいというより、違和感を感じると思います。

「どうして感情が求めていないのに、行動しないといけないの?」という抵抗感です。

メソメソとした不安の感情を無視し、心から望んでいることを「ワガママかもしれない」と思って抑え、男性と同じように思考し行動する。

そうして限界が来てヒステリーなどの問題が出ます。

月の衝動は女性性の怒りであるとも思います。

これは、月と太陽の主従関係が間違っていることが原因です。

本来は月(女性性)がまず先に主張し、それに合わせる形で太陽(男性性)が行動を始めるのが正しい。

女性性の方が上に立って舵をとり、男性性に「これがしたい」と命令を下さなければいけないのです。

月が主で太陽が従になる

これは男性性が劣っているということではなく、男性性は本質的にやさしく寛容であるということです。ただ、女性性が何も主張しないと、どう動けばいいか分からないのです。

現実世界でも、良い男性ほど命令されたがっていませんか?女性にどうしたいか主張してもらって、それに従って自分の能力を発揮する喜びを知っているからです。

だからこそ、中身(叶えたい想い)の伴わない、太陽(思考と行動)は危険であり、太陽の獲得をかえって遠ざけてしまうと思います。

月=女性性の解放がこれからの時代をつくる

マドモアゼル愛先生は、月の存在は陰謀であるとおっしゃっています。

先生の著書「月の教科書」では、

月の存在はわずか1万5000年ほど前であり、新参者です。それが女性から女性性を奪い、太陽から女性を切り離したと考えると非常につじつまが合います。残ったインチキ太陽を男性が背負ったのです。

と述べられています。

これを私なりに解釈すると、

女性が感情に正直になることを否定し、月(感情)と太陽(行動)を切り離し、思考や行動だけを評価する「インチキ太陽」が今の社会の支配者なのです。

月のマイナス部分のみに漬け込み、太陽(男性)の下に月(女性)を置いたことに陰謀があり、女性自身も欠損があるからといって自分の生命を否定し、光輝くエネルギーを封印してしまったことが悲しい時代の原因です。

そのことに気づかせるために月は意図して現れたのかもしれません。

また、「月の教科書」の最後は

女性が目醒めない限り新しい時代の到来はないのかもしれません。

という一文で締めくくられています。

この「女性の目醒め」とは、


できないから助けてと言う勇気 = 月の欠損を受け入れる
やりたいことをやると決める勇気 = 月光反転法を使う


ということではないでしょうか。

だからこそ、女性が率先して、

自分の欠損を受け入れて愛し、常識とは関係なく「こう思うんだ、こう生きたいんだ」という光り輝くエネルギーを放つことを許すべきだと思います。

そうすれば必ず、良い時代が来ると思います。

女性性を解放すれば真にみんなのためになる

【応用①】実際の男女関係における女性性・男性性

先にも述べた通り、実際のパートナーの有無に関わらず、自分のなかでパートナーシップを築くことが大事です。

そうすれば、実際の男女関係も好転するのではないかと思います。

なぜなら、自分の「こうしたい」を大切にして満たすことで、その様子を見た相手が同じように大切に扱ってくれるからです。

それで大切にしてくれない相手とは一緒にいてはいけません😢

また、欠損している部分については「できないから助けて」と勇気を出して言ってみることで、相手の太陽を刺激し輝かせることに繋がります。

パートナー選びの視点

あなたが女性であれば、反転星座をよく理解し満たしてくれる相手を選ぶといいと思います。女性は太陽星座を誉めてくれるよりも、月の反転星座を満たしてくれる方が幸せを感じやすい気がします。

相手は自分のことをどういう人物と捉えているか?という視点で考えると見分けられそうです。

あなたが男性であれば、自分の太陽星座を理解し使ってくれる相手を選ぶといいかもしれません。そして相手の月の反転星座を喜ばせるために、自分の太陽を使うように心がけると幸福度が高く仕事も成功するでしょう。

【応用②】仕事における女性性・男性性

月を満たすことで太陽が発動するという法則は、仕事にも当てはまります。

仕事といえば男性のイメージがありますが、本当に能力が高いのは女性であるとの意見も聞きます。

これは男性が劣っているというよりも、女性の方が月光反転法(女性性)を使いやすく、より自然に太陽を刺激しやすいからだと思います。女性性を軸に仕事に取り組めるのです。

もちろん思考や行動(男性性)のみで成功される方もいらっしゃいますが、ご自身の女性性を起点に仕事をした方が楽かもしれません。

結婚したり恋人ができたりすると、急に仕事で成功する男性がいますが、それは相手の女性を大切に扱うことで、ご自身の太陽が刺激されるのだと思います。

男性で仕事を成功させたい方は、日々パートナーを喜ばせることで、与える能力を磨くことが近道な気がします。

【実践】自分の女性性・男性性をイメージしてみましょう

自分の中で良いパートナーシップを築くためには、自分がどのような女性性・男性性を持っているか知るとスムーズです。

どんな女性性・男性性を持っているかは、月星座と太陽星座から分かります。

12星座別に簡単にまとめましたので、ご自身の頭の中で月星座と太陽星座がどのようにパートナーシップを築けばよいかイメージしてみてください。

月星座=女性性の12パターン

月星座

女性性(満たしたい感覚/感情)

牡羊座
(反転:天秤座)

エレガントでいたい、
誰かと一緒にやりたい

牡牛座
(反転:蠍座)

真実をはっきりと言いたい、
何かに没頭したい

双子座
(反転:射手座)

正義を重んじたい、
高貴な自分でいたい

蟹座
(反転:山羊座)

人の上に立ち指揮を取りたい、
家庭より仕事を優先したい

獅子座
(反転:水瓶座)

理想の社会について語りたい、
変人として生きたい

乙女座
(反転:魚座)

精神世界を探求したい、
だらしない自分を許してほしい

天秤座
(反転:牡羊座)

自分だけが独り占めしたい、
カッコいい自分でいたい

蠍座
(反転:牡牛座)

ぜいたく体験をしたい、
ゆっくり楽しんで過ごしたい

射手座
(反転:双子座)

気楽に遊びまくりたい、
楽しくおしゃべりしたい

山羊座
(反転:蟹座)

家で家族とゆっくりしたい、
情を大事にしたい

水瓶座
(反転:獅子座)

目立ちたい、
ずっと青春したい

魚座
(反転:乙女座)

現実について考え語りたい、
綺麗な自分でいたい

太陽星座=男性性の12パターン

太陽星座

男性性(思考/行動の方法)

牡羊座

はっきり自己主張をする、
一番にやる

牡牛座

お金を稼ぐ、
快適な環境をつくる

双子座

分かりやすく文章を書く、
伝える

蟹座

家族といる時間を増やす、
仲間を労る

獅子座

輝かしいステージで話す、
気前よく振る舞う

乙女座

掃除をする、
淡々と義務を果たす

天秤座

調和を取る、
相手の意見を聞く

蠍座

相手を深く愛する、
真理を探求する

射手座

1つのことを極める、
大らかに話す

山羊座

組織の頂点に立つ、
感情に流されない

水瓶座

今までにないアイデアを出す、
平等に扱う

魚座

信念を貫く、
精神世界を探求する

月星座と太陽星座のパートナーシップの例

月射手座×太陽牡牛座

月射手座は、本当は気楽に遊び回っていたい。旅行続きでも全く疲れない。難しいことを考えるのは嫌。

ずっと旅行に行って遊びほうけたいので、太陽牡牛座がしっかりお金を稼ぎます。旅行のときは美味しい食事や綺麗なホテルを選んでくれるので、月・射手座は旅がとても楽しいので心から幸せです。

月獅子座×太陽双子座

月獅子座はいつも宇宙人とか変人とか言われます。アイデアが浮かびすぎて眠れないことがあり、放っておくとアイデアが溜まってきて、女性性が怒り始めます。

はみ出し者の月獅子座の能力を何とか社会で活かすため、アイデアが突飛になりすぎないように、頑張って太陽双子座が文章にしてくれています。そうすると月獅子座が喜びます。

※新月生まれも満月生まれもこの原則に漏れませんが、別途記事で説明したいと思います。

POINTこのように、月と太陽の関係をストーリーにしてみるとイメージしやすいですよ☺️

まとめ:月光反転法を使えば太陽が発動する

月光反転法と太陽は明らかに違います。


月光反転法 = 欲求を感じる力、感覚でできる能力 = 喜ぶエネルギー
太陽 = 欲求を実現するために、考え行動する力 = 与えるエネルギー


その理由は月が女性性を、太陽が男性性を表すことにあります。

月光反転法は「こう生きたい」というプラスの感情を満たすことであり、それを叶える形で太陽が発動します。

太陽は単体では何もできません。

  • できないから助けてと言う勇気
  • やりたいことをやると決める勇気

一人ひとりがこうした勇気を積み重ねることで女性性が目醒め、これからの時代をつくる大きなパワーになると思います。

月光反転法をもっと活用するために

当サイトでは、月光反転法をみなさんが使いやすくするためのシステムやアイテムを制作しています。

月光反転ホロスコープ

月光反転法をホロスコープで表現し、月の反対ポイントにマークをつけ、アスペクトも反転させたものです。通常のホロスコープとは印象がガラッと変わり、自分の本当の欲求を見つめ直すことができます。

▶︎ホロスコープ作成ページ

月光反転アイテム

月の反転星座を視覚的に意識するため、月光反転ホロスコープを日常使いできるアイテムにしています。あなただけのホロスコープを毎日眺めることで、ご自身の心の声に気づきやすくなります。ご家族やお友達へのギフトとしてもおすすめです。

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星から学んだ智慧を発信しています。マドモアゼル・愛先生の月理論をもとに、世界初・世界唯一のホロスコープ作成サービスを発案・開発しました。

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