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【月とメンタルの関係】満ち欠けではなく「出生時の月」との関係でみる✨【占星術】
もくじ
月といえば「ルナティック(狂気)」という言葉があります。
かぐや姫・狼男・魔女など、物語では満月と狂気が結びついていることがあります。
実際、月の満ち欠けと人間のメンタルとの関係は、長年人々を魅了し、研究の対象にもなってきました。
この記事では、月とメンタルの関係を見ていきます。(なお、占星術的な内容が中心となります。)
月の満ち欠けとメンタルは関係ない
月の満ち欠けといえば、A・L・リーバー博士の「バイオタイド理論」が有名です。
これは、月の満ち欠けが人間の体やメンタルに影響を与えるという説です。満月の時に出産や犯罪や事故が多いとのこと。
しかし、バイオタイド理論は統計の取り方に問題があり、科学的な根拠がないとされています。
実際に【▶︎1985年にジェームズ・ロットンとアイヴァン・ケリーがこれまでの研究を分析した結果、月の満ち欠けと人間のメンタルには相関関係がないことを結論づけました】。
(生物の出産などは月と関係するとのこと。)
つまり、動物と人間の体には影響がありますが、メンタルへの影響は証明されていないようです。
また、占星術においても、月の満ち欠けとメンタルの浮き沈みについてはあまり語られていません。
POINT占星術では、満月と新月は祈りを捧げる日とされています。これについては、別の記事で紹介する予定です。
占星術で月とメンタルの関係をみる
月の満ち欠けとメンタルは関係ないようですが、占星術を使うと月とメンタルの関係が明らかになります。
(科学的に証明されているわけではなく、個人的に支持している占星術の研究結果です。)
【▶︎占星術師・haloさんの研究】によると、
メンタルの動きは「自分の出生時の月」と「今運行している月」の位置関係と連動しているとのことです。
出生時の月と同じところに月が来た時に、最もメンタルが落ち込みます。
POINTメンタルが動く日は、人によって異なります。占星術の知識がない方も、haloさんにお願いすると、あなたのメンタルが動くタイミングを調べてくださいます。この日をあらかじめ知っておくことで、危険を回避できるようになります。
haloさんによると、メンタルが大きく動く日は次のタイミングです。
- 出生時の月と今の月が0°:超危険日
- 出生時の月と今の月が90°:危険日
- 出生時の月と今の月が180°:問題解決、好転のきっかけ
出生時の月と今の月が0°:超危険日
自分の月と今の月が重なる日は、「ルナリターン」ともいいます。
月星座が牡羊座の人は、現在の月が牡羊座にきたタイミング。
ルナリターンは、メンタルが強く揺さぶられる超危険な日です。落ち込んだり自己肯定感が低くなりがち。
救われたい気持ちから、焦って新しいことを始めるのは危険です。この日の前後には何も始めないでください。
セミナーへの申し込みや買い物は控え、大事な決断は先送りしましょう。
対人関係では、感情のままに話すことで嫌われたり、ケンカに発展することもあります。自粛しておくのが安全です。
出生時の月と今の月が90°:危険日
自分の月と今の月が90度になる日も危険。
ルナリターンに似ていて、メンタルが不安定になり、落ち込んだりイライラしたりします。
この日も、新しいことを始めないでください。申し込み、買い物、人との出会いはなるべく避けましょう。
出生時の月と今の月が180°:問題解決、好転のきっかけ
自分の月と今の月が180度になる日は、これまでとは違います。
これまで悩んでいたことや、隠れていた問題が明るみになり、解決のきっかけをくれます。
突然視界が開けてくる感覚があったり、問題を解決するために具体的に行動しようと思い立ったり、事件が起きたりします。
病院に行く、発展性のない関係を終わらせる、転職を決めるなど…。
あまり気持ちの良い感覚はしないかもしれません。「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」とよく言われますが、そのような感覚です。
この日をうまく利用することで、人生を好転させることができます。
haloさんはこの日を特別に「ツキヨミ様の日」と名付けられました。
月の影響を受けやすい人の特徴
月はメンタルに影響を与えるため、誰しも感情に波があります。
しかし、月の影響を受けやすい人とそうでもない人がいます。
特にネガティブな感情が出やすい人には次のような特徴があります。
- エネルギー不足に陥っている
- 自分らしく生きられてない
- やりたいことを我慢している
- 母との関係に確執がある
- 不安定な家庭で育った
月は無意識に働きかけるため、元々のコンディションが悪いと抵抗力がなくなります。
また、幼少期に心のよりどころがなく、守られていなかった人は、ネガティブな感情に反応しやすくなります。
占星術的には、月や水星のハードアスペクトを複数持つ人はメンタルを病みやすいとされています。
月星座からあなたのメンタルの傾向を知る
そもそも、月でメンタルが不安定になるのはなぜでしょうか?
それは、あなたに悩みや劣等感ががあるからです。
占星術師・マドモアゼル愛先生によると、月は劣等感を刺激して悩みを与える天体です。
自分の劣っている部分が気になり、自分の存在自体が無意味に感じてしまいます。存在の危機につながるため、劣等感を消すために悩むわけです。
何に悩みやすいかは人によって異なり、【生まれた時の月星座】によって決まります。
月星座と悩みのテーマ
- 月牡羊座:自分の存在感、強さ、かっこよさ、個性
- 月牡羊座:お金、五感、豊かさ
- 月双子座:コミュニケーション、話し方、文章力、兄弟姉妹
- 月蟹座:優しさ、デリカシー、家族、母としての役割
- 月獅子座:素晴らしい未来、立派さ、華やかさ、面白さ
- 月乙女座:片付け、小綺麗な身なり、仕事の能力
- 月天秤座:人間関係、距離感、結婚生活、おしゃれ
- 月蠍座:人の嘘、ディープな関係、物事の裏、重要性
- 月射手座:学歴、理解力、良い人かどうか、正義感
- 月山羊座:仕事、組織での成功、社会的地位
- 月水瓶座:天才性、友人関係、独創性、先見性
- 月魚座:共感力、優しさ、信じること
例えば、月牡羊座の人は、かっこよくて有能な自分像にこだわりますが、自己主張ができず男性的な強さは発揮できません。自信がないため、有能になるために必要以上に頑張って疲れてしまいます。
このように、月星座はどんなことでメンタルがやられてしまうかを表します。月がわかれば、自分の感情を落ち着いて見ることができます。
メンタルが不安定なときの対処法
では最後に、メンタルが苦しいときの対処法を紹介します。
【▶︎haloさんのブログでは、対処法がいくつか紹介されています】が、ここでは次の3つを紹介しますね。
- 思考をストップして休む
- 体を動かしてストレス発散する
- 月星座の正反対の星座のようにふるまう
思考をストップして休む
シンプルですが、しんどい時は考えるのをやめて休みましょう。
思考はエネルギーを大量に消費してしまいます。ただでさえエネルギー不足ですから、考えるのは危険です。
しかし、自分ではこのタイミングに気が付きにくく、なかなか気持ちを切り替えられないものです。このまま一生ダメな自分でいる気がして焦るからです。
おすすめなのは、自分のメンタルが動く日をあらかじめカレンダーに書いておくこと。
ネガティブな感情が月のせいだと分かれば、気持ちが楽になります。
haloさんにお願いすると、この日をまとめて調べてくれます。
体を動かしてストレス発散する
単に休むだけでも構いませんが、何もしないと不安な時もあるでしょう。
そんな時は、考えるのではなく体を動かしましょう。
占星術が分かる方は「火星星座・ハウス」を使ってみましょう。
あなたの出生時の火星星座や火星があるハウスを調べて、それに関する行動をします。
例えば、火星・牡羊座であればキックボクシングなどで激しく体を動かす、火星・乙女座だと無心で掃除をするといった感じです。
体を動かすことでストレスが解消し、シンプルに体が疲れるのでぐっすり眠れます。
月星座の正反対の星座のようにふるまう
月星座は悩みの種になりますが、月星座の反対星座は悩みを解消します。
月星座の正反対の星座のように振る舞うことで、イキイキしたエネルギーに変わります。
例えば、月星座が双子座だったら、正反対の射手座になったつもりで過ごします。
反対星座を使うことで、自分らしくいられて感情が安定します。
まとめ:月とメンタルの関係を知って危険を回避する
月の満ち欠けとメンタルは関係ないようですが、占星術を使うと月とメンタルの関係が明らかになります。
メンタルの動きは「自分の出生時の月」と「今運行している月」の位置関係できまり、「出生時の月」と同じところに月が来た時に、メンタルが最も落ち込みます。
あなたのメンタルのが動く日が知りたい方は、haloさんにお願いすれば調べてくださいます。この日をあらかじめ知っておくことで、危険から身を守ることができます。
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管理人
マドモアゼル・愛先生の月理論にもとづき「月の欠損」と「月光反転法」を中心に研究記事やサービスをお届けしています。
特に、月光反転法をホロスコープに表した▶︎「月光反転ホロスコープ」作成サービスを独自開発。
経歴
お茶大卒 > 企画職 > プログラマー > 占星術に沼る > 占星術研究家&フリーター
占星術が面白すぎて道を踏み外したかもしれません(笑)。1人でも多くの方が本当の自分を生きるお手伝いができればと思います!