Mido Mido Ki-Ro
みど・みど・きいろ
記事内に広告を含む場合があります。

【月の欠損は嘘?】当たらない8つのパターンを分析してみた

もくじ

マドモアゼル愛先生が提唱された「月の欠損」という考え方。

これまでの月の定説をくつがえしたこの理論は、多くの人に影響を与えており、当サイトも例外ではありません。

しかし、これまでの月解釈を知っている人にとっては受け入れ難いかもしれませんし、単純にピンと来ない人もいるでしょう。

そこで当記事では、月の欠損が当たらないと思われるケースをいくつかピックアップしてみました。

POINT「月の欠損」とは、月は幼い時の世界観をもとにした”嘘の自分像”であり、生まれた時の月星座は”欠損している能力”を表すという考え方。

POINT月の欠損を克服する方法として、月光反転法があります。月光反転法とは、月の衝動を感じた時、月星座の正反対の星座のように振る舞うことです。月の力を反転させて、太陽の光に変えることができます。

マドモアゼル愛先生の「月の教科書」

月の欠損が当たらないケース8選

次のような場合に、月の欠損が当たらないと感じるかもしれません。

  • 月のアスペクトに吉角が多い
  • 新月生まれ(太陽と月が同じ星座)
  • 月以外の惑星を使っている
  • 長年続けることで得意になった
  • なぜか人気が出る
  • 生まれた世代が1990年代後半〜
  • 月星座が後半の星座である
  • 星座の表現方法が刺さらない

月のアスペクトに吉角が多い

月と他の惑星とのアスペクトが吉角(60度・120度など)のとき、月の欠損に気がつきにくいことがあります

例えば、月と金星が120度、月と海王星が60度などの吉角が多く、他に90度や180度といった凶角がない場合。

グランドトラインや調停といった、穏やかな複合アスペクトがある人もトラブルが起きにくいかもしれません。

ただし月に限らず、吉角が多い人は壁にぶつかりにくいからこそ、同じパターンから抜けられず成長しにくいこともあります。

新月生まれ(太陽と月が同じ星座)

太陽と月が同じ星座の人は「新月生まれ」と呼ばれます。

物事に対して、太陽の意識でやっているか、月の意識でやっているかが分かりづらいため、月の欠損がわかりづらいです。

新月生まれについては、次の記事を参考にしてみてください。

POINT新月生まれに限らず、火星などの他の惑星と月が同じ星座でも月の欠損に気が付きにくいことがあります。

月以外の惑星を使っている

月の欠損理論では、月星座は苦手なことを表します。しかし中には得意だと感じる人もいます。

この場合、他に影響の強い惑星を使っている可能性があります

例えば、月牡羊座は料理は苦手な人が多いですが、火星が牡牛座にあって五感に自信がある場合は料理が楽しめるかもしれません。

月牡牛座で音感に自信がなくても、太陽が天秤座であれば知性とセンスを生かして音楽活動ができるでしょう。

月が魚座にあって目に見えないものを信じられなくても、木星が10ハウスにあれば、ビジネスとしてしっかり稼げる占い師となるかもしれません。

このように、一見月星座によると思われる行動でも、実は別の惑星を使っているかもしれません。

長年続けることで得意になった

初めは苦手な仕事でも、長年積み重ねていくと十分にできるようになることがあります。

得意でも短時間しかやらない人と、苦手でも長時間やった人とでは、多くの場合、後者の方が上手になるでしょう。

そのため、月星座に関する仕事を長年している人の場合、欠損なのか分かりにくいかもしれません。

なぜか人気が出る

月の欠損理論では、月星座を使うと失敗するそうですが、なかには月星座で大きく成功している人もいます。

実は、月は人気の星ともいわれており、月星座に関することで賞賛されることもあるのです。

人は完璧ではないものに親しみを感じるものです。あまりに完璧すぎると自尊心が保てないからです。ダメなところもあるけどなぜか憎めない、応援したくなるものはもてはやされます。

月は「万人受けするもの」という側面があります。最初は尖っていたアーティストも、だんだん万人受けするテイストに変わっていくのを見たことはありませんか?これを良しとするか、つまらないとするかは意見が分かれますよね。

生まれた世代が1990年代後半〜

月の欠損のあらわれ方は、世代的な差もあります。

細かい線引きは曖昧ですが、1990年代後半より後に生まれた人は、月の欠損が出にくい可能性があります

正確に言うと、欠損はあったとしても深く悩まず、得意なことをやっている印象です。

これは、教育が変わってきた影響かもしれません。昔は左利きを修正していたのが今は直さないように、今は家庭や学校において、短所を矯正するよりも長所を伸ばす風潮があるのでしょう。

月星座が後半の星座である

12星座には「人称」があります。

例えば同じ火の星座でも、牡羊座は1人称(わたし)・獅子座は2人称(わたしとあなた)・射手座は3人称(この社会)といった違いがあります。

この人称が増えるほど、周囲も巻き込んで物事が拡大していきやすいです。

自分だけで完結する牡羊座に比べて、社会を巻き込んで自我を拡大する射手座の方が規模は大きくなります。(どちらが重要かという話ではありません。)

月の欠損でも、人称が増えるほど月の影響が周囲に及びやすいです。特に、3人称の射手座・山羊座・水瓶座・魚座は影響が強め。

周囲が承認する形で拡大・発展しやすいので、欠損だと気づかない傾向にあります。

星座の表現方法が刺さらない

当然ながら、星座にはいくつかの意味がありますし、言葉の使い方も何通りかあります。

例えば、同じふたご座でも

  • コミュニケーション
  • 文章
  • 面白さ
  • 勉強
  • 兄弟姉妹
  • SNS
  • 軽い運動

月星座がふたご座の場合、上記の全てで同じように欠損があるのではなく、人によって差があります。

ですから、マドモアゼル愛先生の「月の教科書」を読んでみても、その言葉の使い方が刺さらない人もいるかもしれません。

月の欠損は当たる?たった1つの判断基準とは

ここまで見ていくと、結局「月の欠損」が当たっているのか曖昧に感じるかもしれません。

しかし「月の欠損」かどうかを判断できる明確な基準があります。

それは、その行動をしたり考えたりすることで

  • 焦り
  • 煩悶
  • 苦しみ
  • 義務感
  • つらさ
  • 不安
  • 優越感

などのマイナスで不健全な感情が出てくるかどうかです。

自分の行動の仕方が月の欠損によるものかどうかは、「心の状態」を観察することで判断できます

また、月星座のせいでその職業をやってはいけないというわけではありません。同じ仕事でもやり方・考え方は色々あります。

なるべく自分を苦しめず、喜びを感じられるように工夫できるといいですね。

本当は「欠損」なんて嘘。月を逆さにすれば、すべて長所に変えられる!

ここまで「月の欠損」が当たっている前提で書いてきたのに、最後に「嘘」ってどういうことだ💢

と思われるかもしれませんが、月の欠損理論を深く考えていくと、実は「欠損」という概念自体が嘘だと気がつきます。

たいていの人はどこかで知るはずです。

どんな短所であっても、考え方次第で長所にも変えられることを。

短所

長所

優柔不断 →

柔軟に対応できる

飽きっぽい →

新しいことに挑戦できる

心配性 →

先を見通す力がある

空気が読めない →

どんな時も自分を持っている

自信がない →

謙虚である

月も同じです。月は光の当て方によって光と影ができるように、

月星座が苦手なものならば、月の反転星座は得意なことを表します。

月の反転星座とは、月星座を180度反転した正反対の星座。

  • 牡羊座⇄天秤座
  • 牡牛座⇄蠍座
  • 双子座⇄射手座
  • 蟹座⇄山羊座
  • 獅子座⇄水瓶座
  • 乙女座⇄魚座

👆これらが月星座と反転星座の関係です。

例えば、月星座・牡羊座で「自分がない」としても、反転星座・天秤座なので「協調性がある」と考えることができます。

そう考えると「欠損だからダメで直さないといけない」という概念自体がナンセンスで「長所を伸ばしたほうがいい」と思えます。

ですので、月の欠損の本質は「欠点を探して落ち込むことではありません。欠損を直さねばという幻想によって、わざわざ苦しむべきでない。もっと喜びの方に意識を向けるべきだ」ということです。

月の欠損が当たるかということよりも、自分の新しい可能性を発見してみていただきたいのです。

反転星座の調べ方

当サイトでは、あなたの反転星座を簡単に調べることができます。簡単な解説もついていますので、少しは参考になるかと思います。

▶︎こちらのページをご利用ください。

まとめ

この記事では、月の欠損が当たらないケースをいくつか見てきました。

ホロスコープの性質やその人の状況によって、月の欠損が分かりづらいこともあります。

迷う場合は、「マイナスな感情が出るかどうか」が大きな判断基準となるでしょう。

究極は、欠点を責めるという価値観自体が間違いであり、とらえ方次第で長所にも変えることができます。

その最大のヒントは、自分の月の反転星座を知ること。この意識転換によって私たちは喜びのなかに生きられます。

多くの人が、これまで知らなかった新しい自分出会えますように✨

▶︎月の反転星座を調べる

読みものカテゴリー

管理人

mido
みど

マドモアゼル・愛先生の月理論にもとづき「月の欠損」と「月光反転法」を中心に研究記事やサービスをお届けしています。

特に、月光反転法をホロスコープに表した▶︎「月光反転ホロスコープ」作成サービスを独自開発。

経歴

お茶大卒 > 企画職 > プログラマー > 占星術に沼る > 占星術研究家&フリーター


占星術が面白すぎて道を踏み外したかもしれません(笑)。1人でも多くの方が本当の自分を生きるお手伝いができればと思います!

お役立ちサービス

お問合せ

ピックアップ記事