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  • 占星術の学習

【アスペクトとは】ホロスコープのアスペクトの意味と見方をわかりやすく解説します✏️

もくじ

ホロスコープには「アスペクト」というものがあります。アスペクトは、その人の性格や運勢を読み解くうえでとても重要です。

アスペクトを理解することで、ホロスコープの解釈がぐっと深まるはずです。

この記事では、アスペクトの基本的な見方や種類について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

ホロスコープのアスペクト(座相)とは?

ホロスコープの中で、惑星はぜんぶで10個あります。

  • 太陽
  • 水星
  • 金星
  • 火星
  • 木星
  • 土星
  • 天王星
  • 海王星
  • 冥王星

ホロスコープのなかで、これらの惑星はいろいろな場所に散らばっています。

しかし、2つの惑星どうしをよく見てみると、近くにあったり、遠くにあったり、正反対にあったりと、それぞれの関係性があります。

「アスペクト(座相)」とは、2つの惑星の関係を角度によって表したものです。

たとえば、水星と木星が次のような位置関係だった場合、アスペクトは180度となります。


特に次の角度は、惑星どうしの関係性が強いためよく使われます。

  • 0度(コンジャンクション / 合)
  • 180度(オポジション)
  • 90度(スクエア )
  • 120度(トライン)
  • 60度(セクスタイル)

アスペクトの分類

アスペクトはいくつかありますが、その性質によっておもに2つに分けられます。

  • 吉角/ソフトアスペクト→調和のアスペクト
  • 凶角/ハードアスペクト→緊張のアスペクト

吉角/ソフトアスペクト(トライン、セクスタイル)

アスペクトのうち、トライン(120度)とセクスタイル(60度)のことをまとめて「吉角」または「ソフトアスペクト」といいます。

これは調和のアスペクトなので、2つの惑星がスムーズに働き合って協力し合います。少し意識することで、比較的才能を発揮しやすかったり、幸運に導かれやすかったりします。

凶角/ハードアスペクト(オポジション、スクエア)

アスペクトのうち、オポジション(180度)とスクエア(90度)のことをまとめて「凶角」または「ハードアスペクト」といいます。

これは緊張のアスペクトなので、惑星同士がぶつかり合って葛藤や対立が起きます。一方で、困難に立ち向かうなかで努力や工夫することになるので、大きく成長する可能性があります。

大人物と呼ばれる人はハードアスペクトをたくさん持っていることが多いです。

POINTコンジャンクション(合/0度)については、惑星の性質によって調和・緊張が決まります。

アスペクトの基本的な意味

アスペクトのグループ分けがわかったところで、それぞれのアスペクトの意味を紹介します。

惑星によってアスペクトの意味はそれぞれ異なりますが、基本的な原理は次のようなものです。

合(コンジャンクション・0度)

オポジション(180度)

トライン(120度)

スクエア(90度)

セクスタイル(60度)

テーマ

融合と強調

対立とバランス、統合の学び

自然な才能の発揮と安定

緊張と葛藤、成長へのチャレンジ

努力をともなう成長の機会

エネルギー

一体化と集中

対立、他者との関係で現れる

スムーズで安定した流れ

葛藤、自分の内面で現れる

協力と補完

影響

強い個性や能力として現れる

相反するもののバランスを求める

苦労なく発揮できるが停滞リスクも

継続的な摩擦を乗り越えれば大きな成果が出る

少しの努力で新たな発展を得られる

合(コンジャンクション・0度)

2つの惑星がとても近くにあるので、2つの惑星が同じテーマや目的に向かって強く協力し合います。良くも悪くも強めあう関係です。

別々の性質を持つ惑星であっても、その違いが目立ちにくくなります。そのため、その人の性格や行動パターンを形づくり、際立った個性として現れやすくなります。

例えば、牡牛座に3つ以上惑星があれば「牡牛座の人」としてのイメージが強いはず。

偏った人に見られることもありますが、その分大きな力を発揮する可能性があります。

POINT太陽と月については、他の惑星の力を弱めることもあるため注意が必要です。太陽が水星・金星のとても近くにある場合、水星・金星の働きは弱くなります。月は他の惑星からエネルギーを奪うため、意識的な活用がカギとなります。

オポジション(180度)

2つの惑星が正反対にあるため、互いの性質が対立し矛盾しているように感じられます

他者との関係で対立を引き起こすことがありますが、これは自分の内面を見つめなおし、客観性を獲得する機会となります。

2つの惑星の相反する性質をバランスよく受け入れ、統合することが成長につながります。

スクエア(90度)

2つの惑星の性質がぶつかり合い、強い葛藤や緊張があります。心の中で「こうしたいけど、こうできない」といった悩みや摩擦を感じやすいです。

スクエアは、他者との関係というよりも、自分の中での葛藤がメインです。自分の内面に目を向けることで、本当の自分やものごとの本質に気づきやすくなります。

しかし、解決までに時間がかかり継続的な努力が必要です。この緊張感はとても苦しいですが、ていねいに向き合っていけば、のちに大きな成果につながる可能性があります。

トライン(120度)

同じエレメント(火・地・風・水)どうしなので、自然な調和が生まれるアスペクトです。2つの惑星が違和感なく連携するためストレスが少ないです。

少し意識するだけで、自分の強みを無理なく発揮でき、安定して結果を出し続けられます。

その反面、あまりにもスムーズなので、変化をきらって挑戦しなくなることで成長が止まってしまうリスクもあります。

自分の強みに気づき、積極的に伸ばし続けることが大切です。

セクスタイル(60度)

異なるエレメントが協力し合う関係です(例:火と風、地と水)。2つの惑星が違う性質を持ちながらも補い合い、協力することで新しい可能性が生まれます。

トラインほどスムーズではなく努力や工夫が少し必要ですが、頑張りが成功に結びつきやすい配置です。意識的に取り組むことで、潜在的な才能が開花するはず。

アスペクトの見方・調べ方

ホロスコープのアスペクトは、以下の手順で調べられます。

  1. ホロスコープを作る
  2. アスペクト表を確認する

ホロスコープを作る

ホロスコープ作成サイトを使ってホロスコープをつくります。

無料のサイトがたくさんあるので、使いやすいものをお使いください。

当サイトにも作成サービスがあるので、よかったら使ってください☺️

▶︎ホロスコープを作成する

あなたの出生情報を入力し「ホロスコープを作成」ボタンを押せば完成です。

アスペクト表を確認する

ホロスコープを作ったら、多くの作成サイトは「アスペクト表」というものを表示してくれます。

アスペクト表は、階段のような表で惑星どうしが何度離れているかを表しています。

当サイトの作成サービスでは、一番下までスクロールするとみることができますよ。

例えば、金星と木星であれば、以下の赤枠のところを確認します。

また、チャートをみることでもアスペクトは分かります。

青色が吉角、赤色が凶角になっていることが多いです。あとは見た目の位置関係で、60度か120度か、90度か180度かを判断すれば大丈夫です。

POINT当サイトの作成サービスでは、青・赤のほかに緑色の線があります。これは150度のアスペクトです。私の個人的な好みで表示しているだけなので、ご参考程度に😌

アスペクトが分かったら、そのアスペクトの意味をインターネット検索や本などで調べてみましょう。

当サイトでは、月のアスペクトのみ解説しています。月の欠損をふまえているのでぜひご覧ください✨

オーブ(許容する範囲)とは?

アスペクトには、「オーブ(許容度数)」という考え方があります。

実際のホロスコープでは、惑星どうしの角度がピッタリになることはほとんどないので、少々の誤差は無視しています。

「オーブ」が5度であれば、5度の誤差は無視できます。

例えば、90度(スクエア)の場合、85〜95度をすべて90度とみなします。

オーブを何度にするかは、アスペクトの種類や占星術師によって異なります。

当サイトのホロスコープ作成ツールでは、以下のようにオーブを設定しています。

  • 0度:10度
  • 180度:10度
  • 90度:8度
  • 120度:8度
  • 60度:6度

通常、優先順位の高いアスペクトほどオーブが広くなります。

アスペクトについてもっと知りたい方へ

鏡リュウジ先生のこちらの↓書籍が分かりやすいです✨

まとめ

ホロスコープにおけるアスペクトとは、2つの惑星の関係を角度によって表したものです。

アスペクトには種類があり、それぞれ吉凶やエネルギーの流れが異なります。

アスペクトを知ることで、運勢だけでなく、自分の強みや課題をより客観的にとらえることができるはず。

慣れるまではまず、ご自身や周りの人のホロスコープをたくさん作ってみてくださいね。

▶︎ホロスコープを作成する

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マドモアゼル・愛先生の月理論にもとづき「月の欠損」と「月光反転法」を中心に研究記事やサービスをお届けしています。

特に、月光反転法をホロスコープに表した▶︎「月光反転ホロスコープ」作成サービスを独自開発。

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